サッカー

身体的なストレス対策

ストレス対策というと、精神面での対策のように思いますが実際には身体的な健康対策とも密接な関係があります。

というのは精神的な負担感というのは、心と体のバランスが崩れたときに起こるものであるため、あえて体をたくさん動かすようにすることで2つの均衡をうまく保つことができるためです。

運動不足を解消しましょうというアドバイスは世の中の至る所で聞かれるものですが、それは体質的なことだけでなく現代病とも言えるストレス過多を防ぐことができるためでもあるのです。

とはいってもいくらストレスを解消のためとはいえ、普段やりなれない運動を急激にやってしまってはむしろ体を痛めてしまうこともよくあります。
ありがちなのが昔部活動などでやっていたスポーツを当時と同じような気持ちでついついやりすぎてしまうような場合です。

確かにスポーツをしていると、学生時代に戻ったような爽快感があるものですが、体は確実に年齢を重ねて筋力などが衰えています。
ですのでこれからスポーツを始めるにしてもいきなりハードなものにするのではなく、少しずつ体をならしていきながら時間や回数を増やしていくことが大切になります。

無理のない運動を

最初はウォーキングやサイクリングなど無理な負担なくできることからはじめてください。
自分ではまだまだいけると思えていても、案外と体力が落ちていることを実感できるはずです。

ですがそうした軽めの運動を週に3回ほどするようにしていると、1ヶ月くらい経つころにはだいぶ身体が丈夫になってきたのを感じることができます。
それから少しずつテニスやフットサルのような軽い運動をするようにしてみると、自分で上達していく体の実感もありとても運動をしていて楽しいと感じることができます。

運動をする前に「嫌だなあ」と感じたらその日は控えてみるということも大切です。
あくまでも目的はストレス解消なので、イヤイヤやっているようでは効果を得ることはできません。

運動をするときには一人だけで行うのもよいですが、できればチームや複数の人で行えるものを選ぶようにした方がよいでしょう。

チームで行うスポーツでは、会社や家庭とはまた違った層の人たちと知り合うことができるので、自分の悩みをその時間にはすっと忘れて打ち込むことができるためです。
ストレス過多の状態のときには、ついそのことばかりを考えてしまうのでそれが気持ちを追い詰める原因になります。

週に何度かはそんな悩みを忘れて、没頭できる時間を作ってみてください。