精神科

安心して来院しましょう

過剰なストレスを抱えて気持ちが不安定になり、日常生活に支障を与えてしまうケースは決して珍しくありません。
日本人は真面目な性格の方が多いため、どうしてもストレスを抱え込みやすい傾向があると言われています。
精神的な疾患を抱えて医療機関を受診している患者さんは年々増加しており、300万人以上は存在しているそうです。

精神疾患は決して珍しい病気ではありません。
誰でも起こり得る病気なので、何かをきっかけにして突然発症する可能性も考えられます。
自分は大丈夫!だと自信を持っている方でも、気持ちが不安定になる場合もある事を覚えておきましょう。

ひょっとしたら自分は精神的な疾患を抱えているのかもしれないと思い当たる方は、早めに精神科を受診してください。
初めて受診する方は不安を感じるかもしれませんが、普通の病院と同じ感覚で気軽に受診して専門医にご相談ください。

参考:はじめて受診する方へ

精神科を受診する際の流れ

精神科は特殊な医療機関というイメージを持っている方も多いですが、一般的な医療機関とほとんど同じ流れになります。
受付の担当者に初めて受診する事をお伝えいただき、保険証を提示してください。
最初に問診票の記入を求められる場合がありますので、必要事項を記入して提出してください。
病院によっては看護師が問診を行なう場合もあります。

医師が診察をする場合は、あなたの事について色々質問がされます。
あまり深く考えなくても良いので、即答できる回答をしてください。
答えにくい質問があった場合は無理をして回答しなくても大丈夫です。
色々なお話を聞かせてもらうことで医師はあなたの心の状態を探っていきます。

精神的な疾患は他の疾患と異なり、目で確認できる症状がありません。
あくまでも患者さんの心の状態が症状となって現れるため、細かくお話を聞かせてもらわなければ正確な診断が難しいものです。
お話を聞かせてもらった結果、不安を解消するための解決策を一緒に探っていきます。
日常生活の過ごし方も重要になるため、具体的にどのような過ごし方をするべきなのかきめ細かく指導してくれます。
医師だけでなく看護師が細かいアドバイスをしてくれる場合があります。

精神科を受診した後の過ごし方

医師が診察した結果、何らかの医薬品が投与された場合は正しい服用の仕方を聞いて必ず守ってください。
普段の過ごし方としては、できるだけ休息を取ってゆっくり過ごす時間を大切にしてください。
睡眠時間をしっかり確保し、心身の疲れをしっかり癒やすことも必要です。
家族や友人、勤務先の同僚など周囲の人が協力しながら症状が改善される環境を整えることも大切です。
決して焦らずに、ゆっくり時間をかけて医師と二人三脚で改善策を探っていきましょう。