ベッド

決して侮ってはいけない!

あなたの睡眠時間は一日何時間ですか?
人間は一日のうち約3分の1を睡眠時間に費やすのが普通だと言われています。
長い人生の中で約3分の1は眠って過ごしていることになります。
睡眠時間が惜しくて一日2時間くらいしか眠っていないという方は、健康やお肌に悪影響を及ぼします。
若い頃は大丈夫と余裕で考えていても、年齢を重ねると他の人よりも早く老けこんで健康にも自信が無くなる事例も少なくありません。

睡眠は日中の疲れを癒やし、次の日も元気に活動できるように体力を回復させるためにとても重要な役割を担っています。
仮に睡眠時間をたっぷり確保しても、朝起きた時に疲れが取れていないどころか、起き上がるのも億劫になるほど疲労感が残っている方は睡眠の質が悪いのだと考えられます。
もちろん睡眠時間が短すぎるのは論外で、日中の疲れが癒やされるはずがありません。
疲れたままの体を無理やり動かしては健康を維持できるはずもありません。
快適に眠れる環境を整え、質の良い睡眠を心がけることが大切です。

参考:快適な睡眠をとる方法

快適な睡眠のポイント

ベストな睡眠時間は人によって異なるものです。
日本人は平均すると睡眠時間は7~8時間という方が多いですが、必ずしもこの時間があなたにとってベストな睡眠時間とは限りません。
脳がまだ覚めているレム睡眠と、脳が深く眠っているノンレム睡眠のタイミングが非常に重要だとされています。
脳が眠った状態のノンレム睡眠の時に目覚めてしまうと頭がボーッとして疲れを感じやすくなるものです。
スッキリ目覚めるためにはレム睡眠のタイミングで目覚めるように調整すると良いと考えられます。
人によってレム睡眠とノンレム睡眠の波は異なりますが、目安としては大体90分ごとに繰り返していると言われています。
就寝時間の目安は6時間や7時間半を目安にすると丁度良いタイミングで目覚めることができると予想できます。
目覚ましをセットする時間を調整しながら、自分にとって丁度良い睡眠時間は何時間か見極めるようにしてください。

就寝前に脳が興奮状態にあるとぐっすり眠れないため、就寝前はリラックスできる環境を整えることも大切です。
例えば半身浴をしてゆっくりとした時間を過ごしたり、アロマテラピーで気分をリラックスできる香りに包まれたりしながら眠るようにすると良いでしょう。
就寝直前に脳を覚醒させる作用をもたらすカフェインが多く含まれたお茶やコーヒーを飲むとぐっすり眠れなくなるため、就寝前の飲み物はノンカフェインの飲み物にしてください。
真っ暗な室内で眠れないため常夜灯を付けたまま眠っている方もいますが、できるだけ光を避けた方がぐっすり眠れるためアイマスクを着用して眠ることをおすすめします。

適切な睡眠時間と環境を変えることと並行して、自分が使っている寝具が快適な睡眠に繋がるかどうかも考える必要があります。
例えば、高さが合っていない枕や寝心地が良くないマットレスや羽毛布団を使っているのであれば、それらが快適な睡眠を邪魔していることになります。
自分にとって寝心地が良いアイテムに変えてみましょう。